道化死てるぜ!
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大まかなあらすじ
子どもの誕生日会に呼ばれた、へっぽこピエロ。子どもたちの悪戯で運悪く死んでしまいます。
時は流れ高校生になった、かつての子ども達が再びパーティを開くと、そこに復讐をしに死んだはずのピエロが蘇りやってくる。そして自分を笑いものにした子ども達を一人また一人と殺戮していくのだった。
アマゾンプライムでは、過激な部分にはボカシが入ります。
やっぱり怖いピエロホラー。のはずが、中盤からはコメディータッチになります。
なかなかなツッコミどころ満載の(ボカシの入った)スプラッター映画です。
映画の最後には まさかのNGシーンがあります。
もう、可愛いです。
監督やキャストなど
監督:コナー・マクマホン(アイルランドで活躍されている監督・脚本家です)
出演:
ピエロ役:ロス・ノーブル(イギリス出身のコメディアン。だから映画がほんわかなんですね)
トミー役:トミー・ナイト(イギリス人の俳優さんです。舞台にも出演されてます)
以下、ネタバレ含みます。
まっさらな状態で楽しみたい方は、ここで閉じてくださいね。
さて、映画のオープニングです
主人公トムの10際の誕生日、仲の良い友達を呼んでホームパーティーが開催されました。
ところがこの子ども達、相当な悪ガキで、母親がパーティーを盛り上げようと依頼したピエロに、悪さの連続攻撃をしかけます。
ただ、このピエロ、相当にへっぽこで、態度も悪く、まぁ仕方ないなぁと。見ているこっち側も納得できてしまう出来栄え。
何をやっても、邪魔され、ジャグリングの時に、背後から靴ひもを結ばれてしまい、ボールを投げられバランスを崩して転倒。転んだ先には刃が上をむいた包丁が。
左目から脳天にかけて突き刺さる包丁。なぜかよろよろと立ち上がり、逃げ遅れたトムの目の前で包丁を抜き去り、トミーを襲おうとします。シャワーのような血しぶきを浴びるトム。しかし、ピエロは足を滑らせ転倒し、再度包丁が刺さりお亡くなりになります。
10歳の子どもにとって、あまりにも衝撃的な出来事でした。
自宅の庭にある木の上の秘密基地に隠れて過ごしている時に、たまたまピエロの葬式を見てしまいます。
興味をそそられ、その夜、そっと墓場へ向かうトム。
そこではピエロの集団が墓地の霊廟で卵を使い怪しげな儀式をしています。
そして見つかるトム。謎のピエロ集団に捕まりそうになり、目が覚める。
いきなり6年後
目が覚めると、高校生になっているたトムは、あのピエロの事件から内向的になってしまっていました。
当時ラブラブだったケイトも、今では別の彼氏と付き合っています。
悪夢を抑える薬まで飲んでいますが、今でも、時々ピエロが白昼夢に現れて、悩まされています。
授業中、先生がピエロに変わり、友達の男性器を引きちぎると、風船に括り付け、浮かせます。
友達は、返してくれと、血をぼたぼた垂らしながら、風船を取ろうと飛び跳ねます。クラスメイト大爆笑。画面のこっちは大苦笑
そんな毎日を暮らしていたがトムですが、16歳の誕生日を迎えることに。
しかし母親は仕事で出張に出てしまいます。
一人じゃなんだし、友達でも呼んで、パーティーでもしたら?
とのアイデアに、幼少からの友達3人を誘うことに。
友達に言われて、ケイトも誘います。ほかの友達と遊ぶと言われ、ほかの友達も一緒に来たらいいじゃんと。やや強引。
4人で、ビール飲みながら映画でも観て。と思っていたはずが、友達はそう思わず、「誰でも参加OK」をSNSで拡散してしまいます。
気が付けば、盛大なパーティーになってしまいました。
また、内向的になったトムをからかっている、当時誕生日会に参加していた「元」友達も参加するようです。
ある日の晩、トムが渡したパーティーの招待券が、友達のベットの上から風で舞い上がり、そのままフワフワを墓場へ飛んで行きます。そしてあのピエロの墓の上に着陸。
何やら始まる予感。
さぁパーティーの始まり
パーティーの日、派手に盛り上がる参加者たち。トムも少し楽し気な雰囲気です。
ケイトも来てくれて、ちょっといい感じです。
場面は変わり、墓場に供えられる招待券。すると地中からピエロの手が出てその紙を握り潰します。
蘇ったピエロ。パーティーに参加するようです。
そんな中、「元」友達が悪ふざけで、ピエロに扮装しトムの目の前に現れます。
本気で驚くトム。ケイトは、怒りますが、聞く耳を持ちません。
怒ったトムは秘密基地に隠れてしまいました。
心配してやってきたケイト。
そこに置かれていた双眼鏡が自分ちを向いているのに、ちょっと引き気味。
トムは墓場を見ていたと必死に言いつくろいます。またあれから、ピエロの歴史を調べていたと熱く語ります。
ピエロ登場!
墓場から蘇ったピエロ、いよいよトムの家に到着しました。
「元」友達のピエロを見つけると、その耳と腕をちぎり、さらに首を引きちぎると庭の池に投げ捨てます。
「元」友達の彼女も、当時のメンバー。後頭部を傘で刺され、傘が開き、目玉が飛び出る。
また「元」友達を見るけると、腸を取り出し、まさかのバルーン(腸)アート。空気を入れたら顔面が膨らむ特殊仕様。
シュールです。
ピエロの赤い鼻は、外して投げると、当時の子どもたちを探しに飛び跳ねます。便利な機能付きでした。
次々に当時の子どもを殺していくピエロ。
食いしん坊の友達が、キッチンの倉庫で缶詰をたべていると、そこへ現れるピエロ。
缶切りで彼の頭頂部を切り開くと、アイスクリームディッシャー(アイスクリームをすくう器具)で脳みそをすくってはボールへ。なんともコミカルな映像です。(ボカシ有)
ピエロとの鬼ごっこ
秘密基地から自宅を見たときに、ピエロの姿を発見したトムは皆に逃げろと伝えますが、誰も聞いてくれません。
そんな中、庭でピエロに襲われている所を見てしまった女子、大騒ぎで逃げます。
やっと周りも気づき、一斉に逃げまどいます。
そんな中、ピエロは、自分が殺されたときのパーティーメンバーだけを追いかけます。
トムはケイトに、あの墓場の霊廟に行って、ピエロの分身でもある、顔の描かれた卵を壊せば何とかなるかもしれないと、自転車で墓場へ向かいます。
追いかけてくるピエロですが、乗っているのは罰ゲームのような小さな自転車!
霊廟の中で、ピエロの卵を探しますが、沢山ありすぎてわかりません。やっと棚の一番上にあるのを発見し、手に取りますが、ピエロに見つかり、霊廟の外へ。
ケイトと二人、ピエロに襲われそうになった時、追いついてきた友達が、昔やったように、背後から近づき、ピエロの靴ひもを結びます。
転倒するピエロ、そして自分の鼻で、卵を割るピエロ。まさかの生卵。
ようやく、ピエロは消えました。
エンディング
例の霊廟で、壊れた卵を修復する老人。
完成すると、ヒビは消えていきます。
エンドロール後
まさかのNGシーンが 笑
この作品、ホラー映画です。スプラッター系とも思われます。身体の色々千切れます。
でも、どうしてでしょう。
コメディーです。ピエロ役の俳優さんがコメディアンだからでしょうか。
なんだか和気あいあいと撮影してるのが伝わってきて、こちらも笑顔になります。
まとめ
アマゾンプライムは、ボカシが入ります。
そこまでホラーの耐性がない方でも、楽しめると思います。
ごりごりのスプラッターファンは、アマゾンプライムだと、ちょっぴりストレス。
ストーリー的には、オーソドックスなスタイルです。
悪戯で死んでしまったピエロが、数年の時を経て同じ誕生日パーティーの日に復活し、悪戯を仕掛けた子ども達に復讐する。
そして、復活するもまた死んで(消滅)してしまうが、続編を作るための伏線なのか、最後に復活(?)するように見える。一応ハッピーエンド。
特に目を見張るような設定もなく、役者達の演技もわざとでしょうか?平凡な感じなのですが、そこかしこに醸し出される ふっとした笑い。
癒されますね。性悪ピエロなのに、主人公ヘッポコなのに、ヒロインも可愛くないのに、見ていると癒されます。
ぜひこの作品を見るときは、大きなサイズのアイスクリームを買って、アイスクリームディッシャーですくって食べてください。
アイスクリームは、太るから困るわ!という方は、大き目のお豆腐で。
丸くすくって、お皿にいれて、お醤油をかけてどうぞ (笑)
雰囲気味わえます♪
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