テリファー
今、世間(いや、私の中)で流行りのピエロが大暴れ。
かつてない残虐さで、見る人をスカッとさせてくれます。
かなり、見る人を選ぶ作品ですが、好きな人はぞわぞわして癒されます。
簡単なあらすじ
ハロウィーンの夜、二人の女性がピザ屋で不気味なピエロに遭遇。すぐに店を出るも乗ってきた車のタイヤがパンクしていた。
姉に連絡し、迎えに来てもらう事になったが、待っている間トイレを借りに近くの古びた建物へ。
建物には、害虫駆除作業員と、精神を病んでいる風の中年女性。そして、先ほどのピエロが。
そのピエロは、恐ろしい殺人鬼だった。
二人の女性、その姉、害虫駆除業者、そして中年女性がピエロの餌食に。
R-18指定のスプラッターホラーです。
きつめのゴア描写なので、好き嫌いは出ると思いますが、かなりいい出来だと思います。
監督や、キャストなど
スタッフ・キャスト
監督:ダミアン・レオーネ
キャスト:デヴィット・ハワード・ソーントン(ピエロ役)
ジェナ・カネル(タラ役)
ネタバレ含みます
まっさらな状態で、楽しみたい方は、ここで閉じて下さいね
さて、映画のオープニングです
テレビ番組でインタビューを受けている女性。その顔は、人とは思えないほどぐちゃぐちゃに潰れていました。目は見えてるの?と思いたくなるほどです。
インタビューが終わり、番組司会者の女性は控室で恋人に電話で、先ほどの女性の顔の事をあざ笑い、私があんなになったら安楽死させてねと言っていました。
何かの気配があり、振り返ると先ほどの女性がいて、司会者を襲います。執拗に顔を殴りつけ、眼球をつぶし、血まみれの姿で笑っています。
テリファー 始まります
若い女性タラとドーン。二人はハロウィーンパーティの帰りでした。悪酔いしていたドーン。自分の車の上で、自分で運転出来る、いや出来ないとタラと言いあってると、ゴミ袋を担いだ白黒ピエロがこっちを見ています。悪ふざけするドーン、再度見るとピエロは消えてました。
やっぱり飲酒運転は危険だと、ドーンの酔いを醒ますため、近くのピザ屋に入ります。
店内に座ると、先ほどのピエロも入ってきました。
ピエロなの?白塗りした顔に、黒でメイク。鼻も先っぽを黒く塗っていて、なんとも言えず不気味な雰囲気。そしてびっくり鼻が高い!
ドーンは悪乗りし、ツーショット写メを撮りSNSにアップします。
ピエロは何も言わず、ふいにガチャポンを回し、出てきた玩具の指輪を無言でタラにはめます。
その後ピエロは、トイレへ行ってしまいます。
薄気味悪くなった二人、ピエロのいない間に店を出て車へ戻りますが、なぜかタイヤがパンクしています。
誰の仕業?さっき、車の上で言い合っているときに、見てたよね。ピエロ。
さぁ、殺戮の始まり
先ほどのピザ屋では、ピエロが斧で店員を殺害、首をはね、その首は蝋燭で、ハロウィーン風に飾り付けされています。仕事が早い!
身の危険を感じたもう一人の店員が警察に電話をかけようとしますが、受話器を持ってる、その指をばっさり。倒れこんだ店員の顔に執拗に攻撃し続けます。もちろん無言です
一方タラとドーンは?
スペアタイヤもないので、仕方なくタラは姉(ビクトリア)に電話をし、迎えに来てくれるよう頼みます。
トイレに行きたくなったタラ、我慢できず近くの古い建物にトイレを借りに行きます。
車内で待つドーン、ラジオから、さっき行っていたピザ屋で惨殺殺人が行われたとのニュースが。
怯えるドーン、ふと横を見るとそこには、先ほどのピエロが座っており拉致されるドーン。
建物の害虫駆除業者の男にドアを開けてもらい、トイレを借りることができたタラですが、
建物内には、人形を赤ちゃんのように扱う中年女性がいて、なんとも不気味な雰囲気です。
トイレからでたタラですが、あのピエロに襲われ捕まってしまいます。
椅子に縛り付けられ、ロープを外そうともがきながら前を見ると、パンツ一枚のドーンが逆さづりになっていました。
ピエロはニヤニヤ笑うと、パンツを剥ぎ取り(精神的ダメージ?)Y字につるされたドーンの股にのこぎりをあてると、ゴキゴキと、真っ二つに切り裂きドーンはV字になってしまいました。
タラは絶叫し暴れ、反動で椅子が壊れ、何とか地下に逃げこみます。何度かピエロに攻撃を加えますが、なぜかピエロは不死身で、最後には銃で何度も撃ち抜かれ殺されてしまいます。
まさかのヒロイン死亡。
主役交代
タラを迎えに来たビクトリア、タラを殺し携帯を奪ったピエロは、ビクトリアへ建物内に来るようにメールを送ります。
人形を赤ちゃんにように扱う中年女性も、ピエロと打ち解けたかのように見えましたが、最終的には殺されてしまいました。
害虫駆除業者の男も金づちで殴られ、倒れてしまいます。
建物内で、タラを探すビクトリア。ピエロとの対決です。
気を失っていた害虫駆除業者も、目を覚まし、ピエロに攻撃を加えますが、何度攻撃しても、不死身なのか効きません。
必死の思いで表に出たタラ、しかしピエロが車で追ってきて、引き飛ばします。
ようやく警察が到着した時、ビクトリアは顔をピエロに食べられていました。
ピエロの最後
ピエロに発砲する警察官。
さすがのピエロも息絶えました。
まだ息のあったビクトリアは病院へ運ばれました。
そして、エンディングへ
ピエロは解剖室へ。
解剖しようと、遺体袋を開けたその時、停電になり、電気がついた時には、ピエロは消え失せておりました。
退院したビクトリア、顔は原型をとどめておらず、見るものをぞっとさせます。
オープニングに続く。
まとめ
いかがだったでしょうか。
容赦ない感じが、ストレスなく見れたと思いました。
スプラッター映画では、あまり好ましく思われないピストル(だって、すぐに死んだら面白くないですもの)ですが、テリファーでは、何度も何度も、これでもかと、顔や身体に向かって発砲してくれます。
ここまでしてくれると、逆にピストルもありかな。
ワクワクして、癒されるテリファー。
時々おどけた仕草をするのですが、それもまた不快に思えるピエロ。
見終わった後の、あー面白かった。と言える作品だと思いました。
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